2013-04-10
この時期の山菜採りは里と里山を行ったり来たりする。里ではツクシやカンゾウ、ナズナ、カラスノエンドウ、フキノトウなどを採り、里山では早目に採れる山菜を頂戴する。今日は今年度里山で本格的に採り始める初日となった。と言っても採れるものは限られている。ニワトコ、コゴミ、ワサビなど。4月初めの里山はまずダンコウバイの明るい黄色の花が山の春の到来を告げてくれる。それに続き、キブシの花も黄色に色づいて来る。ダンコウバイは香りが強く、一輪挿しに活けておくと部屋中に香りが立ち込める。朝鮮では種子の油を頭髪用に用いたそうである。 ダンコウバイキブシは花房が垂れ下がり、独特の雰囲気を持つ花だ。その実にはタンニンが多く含まれ、江戸時代には「お歯黒」の原料にされたそうだ。 キブシニワトコは私が北信濃の里山で一番最初に採る山菜で、4月初めから採れ始める。最初からつぼみができていて、大きくなると山のブロッコリーと言われるようなブロッコリー状となる。つぼみや葉を天ぷらや和え物にして食べる。ニワトコは別名接骨木(セッコツボク)と言って湿布剤として使われた。又、腎臓の薬としても有名で、他にも利尿、解毒、鎮痛抗菌、神経痛リウマチにも効くそうだ。 ニワトココゴミが出始めた。私の入る里山はそんなに群生していないが、4月の下旬にもう少し標高の高い山に入ると、まさに雑草のごとく群生し、採る元気がなくなってしまう程だ。 コゴミ今日最後はワサビ。長野市周辺の里山で清水が湧いていたり、清らかな流れのあるところにはワサビの群生地がかなりある。今日行った場所は一番早く生長する私のワサビ畑。お浸しにすると最高ですね。 ワサビ
2013-04-10
4月6日の山菜採り日記
この時期の山菜採りは里と里山を行ったり来たりする。
里ではツクシやカンゾウ、ナズナ、カラスノエンドウ、フキノトウ
などを採り、里山では早目に採れる山菜を頂戴する。
今日は今年度里山で本格的に採り始める初日となった。
と言っても採れるものは限られている。
ニワトコ、コゴミ、ワサビなど。
4月初めの里山はまずダンコウバイの明るい黄色の花が
山の春の到来を告げてくれる。
それに続き、キブシの花も黄色に色づいて来る。
ダンコウバイは香りが強く、一輪挿しに活けておくと部屋中に
香りが立ち込める。
朝鮮では種子の油を頭髪用に用いたそうである。
ダンコウバイ
キブシは花房が垂れ下がり、独特の雰囲気を持つ花だ。
その実にはタンニンが多く含まれ、江戸時代には「お歯黒」の
原料にされたそうだ。
キブシニワトコは私が北信濃の里山で一番最初に採る山菜で、
4月初めから採れ始める。
最初からつぼみができていて、大きくなると山のブロッコリーと
言われるようなブロッコリー状となる。
つぼみや葉を天ぷらや和え物にして食べる。
ニワトコは別名接骨木(セッコツボク)と言って湿布剤として使われた。
又、腎臓の薬としても有名で、他にも利尿、解毒、鎮痛抗菌、神経痛
リウマチにも効くそうだ。
ニワトココゴミが出始めた。
私の入る里山はそんなに群生していないが、4月の下旬に
もう少し標高の高い山に入ると、まさに雑草のごとく群生し、
採る元気がなくなってしまう程だ。
コゴミ今日最後はワサビ。
長野市周辺の里山で清水が湧いていたり、清らかな流れのあるところには
ワサビの群生地がかなりある。
今日行った場所は一番早く生長する私のワサビ畑。
お浸しにすると最高ですね。
ワサビ