信州山里だより

2013-06-12

6月8日の山菜採り日記


この時期の山菜採りの中心は根曲り竹となります。
根曲り竹はある程度標高が高く雪が多い山にいいものが出ます。
私の行き先は黒姫や妙高、志賀や高山になります。

筍採りはなかなかハードな重労働で、
朝一番に山に入って採り始めますが、採り終えた後、
次の山菜を採りに行く元気が残っていない場合が多いのです。

最初は無我夢中で採っていますが、リュックがだんだん重くなり
大体20kも採ると肩にリュックのベルトがくい込み、
肩の筋肉が「やめろ!やめろ!」と合唱を始めます。

ここが潮時で未練を捨て、山を下りることにします。
今日も黒姫で20k採って来ました。

標高の高い山はまだ雪に埋まっているところもありますが、
徐々に融け始めたところは春が始まります。

残雪の残る沢ではミズバショウが満開です。

ミズバショウ20130609ミズバショウ.JPGヤマウドなどもこれからどんどん出て来ます。
ヤマウド20130609ヤマウド.JPGゴマナは重宝な山菜でどの山にもあり、採れる時期も長いですが、
地味なため、あまり採る人がいません。
天ぷらに最適です。

ゴマナ20130609ゴマナ.JPG先週号で名前の分からない山野草を載せましたが
思い出しましたので再度紹介します。

アズマシロカネソウ20130602名アズマシロカネソウ.JPGミゾホウズキは水辺に群生する黄色の山野草ですが、
少しずつ咲き始めました。

ミゾホウズキ20130609ミゾホウズキ.JPG