信州山里だより

2013-08-14

8月10,11日の山歩き

先週は劇的に酷暑が復活し、

きのこの状況が大変心配されましたが、

案の定、1週間前とは状況が一変しました。

 

ヤマドリタケモドキなどのイグチ系のきのこが復活し、

その他のきのこもそれなりに出ていて、

とてもいい雰囲気のきのこ状況でした。

 

夏のきのこはやっぱり暑さが好きなのかな?

 

その中でも今回のハイライトはセイタカイグチです。

イグチ系のきのこの中でも特別に個性派で、

赤っぽい柄に隆々と盛り上がった白い網目模様は

自然の造形の豊かさを教えてくれます。

 

味も一級品で歯切れのよいおいしさは格別です。

 

その他、イグチ系きのこのオンパレード!!!

 

アカヤマドリ()、ヤマドリタケモドキ()、ベニイグチ(不食)

オニイグチ()などがカラフルにユニークに出ていました。

 

セイタカイグチ

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アカヤマドリ(幼菌)

20130810akayamadori幼菌.JPG

 

ヤマドリタケモドキ1

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ヤマドリタケモドキ2

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ベニイグチ(ピンボケですみません)

20130810beniiguti.JPG

 

オニイグチ(大ピンボケですみません)

20130810oniiguti.JPG

 

また、こちらもドハデなきのこ、マスタケ。

(マス)の身の色に似た鮮やかな朱色で、

バターソテーで食べると鶏の笹身を食べているようです。

 

マスタケ

20130810masutake.JPG

 

初秋のきのこナラタケモドキも出ていました。

こんなに暑くなって出ているとは

本当にきのこの気持ちは分かりません。

 

ナラタケモドキ

20130810naratakemodoki.JPG

 

二日目は今年最後の山菜採り。

山菜が食べたいと予約があったので出かけてみました。

 

7月21日にまだ残雪のあった谷に入りました。

さすがに雪は消えていましたが、

水芭蕉が満開でした。

 

今年最後の春に出会うことができました。

山菜数種類とウスヒラタケを採って戻りました。

 

水芭蕉

20130811mizubashou.JPG

 

ウスヒラタケ

20130811usuhiratake.JPG