信州山里だより

2013-10-23

晩秋のきのこがやっと出て来た・・・・10月22日の山歩き


10月に入っての少雨と一時的な暑さのぶり返しのせいで
遅めに出て来るきのこの出現が危ぶまれていましたが
ようやく顔を見せ始めました。

シモフリシメジやチャナメツムタケ、
一番遅く出るタイプのナラタケなどです。

これからどんどん出てくるのか、
このままお茶を濁して終わってしまうのか
予断を許しませんが、今後のたくさんの収穫を祈るのみです。

シモフリシメジは
北信でマツタケの次に高価で貴重なきのこですが
黒っぽく地味な容姿なので、
地面とにらめっこしながら採らなければならず
採るのに時間がかかります。
おいしいきのこでどんな料理にも合います。

シモフリシメジ20131022simofurisimeji.JPGチャナメツムタケはぬめりの強いきのこで
ナメコに似ているため地ナメと呼ぶ人もいますが、
ナメコより野性味が強く人気の高いきのこです。
毒きのこのカキシメジと間違え易いので要注意です。

チャナメツムタケ120131022tyanametumutake.JPG 

チャナメツムタケ220131022tyanametumutake2.JPG

カキシメジ20131022kakisimeji.JPG

一番遅めに出るナラタケは黄色味が強く、
束生し、柄が堅く、パキッと折れるのが特徴です。

ナラタケ20131022naratake.JPG



クリタケ、ジコボウは相変わらず好調です。
カラマツ林には食用のカラマツシメジも出ますが、
苦味があるため好まれません。

クリタケ20131022kuritake.JPGジコボウ20131022jikobou.JPGカラマツシメジ20131022karamatusimeji.JPG