信州山里だより

2014-04-23

4月20日の山里歩き


この時期になると山里の畑や田んぼも人の動きが出てきます。
よく見かけるのは2人だけで耕作している老夫婦の姿です。

結婚してから50年近くも一緒に働いて来たのかもしれないと思いますと、
家でも職場でもずっと顔を合わせて生きてこられたということになり、
とてもすごいことだと感動してしまいます。
自分にはとてもできない・・・・・・。

そうかと思いますと、山里の耕作放棄地が年々増え、
このような寂しい姿になるのにどんなドラマがあったのだろうと
考えてしまいます。

山里の耕作放棄地の姿20140420kousaku houkiti .JPG

 


今年はまだまだ寒く、標高の高い所はフキノトウやカンゾウも採り頃です。

フキノトウ20140420fukinotou.JPG

 


カンゾウ20140420kanzou.JPG

 

 


標高の低い方はワサビやジュウモンジシタが生長しています。
ジュウモンジシダは天ぷら向きです。

ワサビ20140420wasabi.JPG

 


ジュウモンジシダ20140420juumonnjisida.JPG

 


心温まる春の山野草も花を咲かせ始めました。

カキドウシはハーブのような香りがあり、サラダにすると
とてもいいアクセントになります。

カキドウシ20140420kakidousi.JPG

 


シュンランは松の多い林の中にひっそりと可憐に咲いています。
お吸い物などに入れるととてもインパクトがあります。

シュンラン20140420shunran.JPG

 


スミレ類はどれも食べられるということですが、
その可憐な花のゆえまだ食べたことがありません。

タチツボスミレ20140420tatitubosumire.JPG