信州山里だより

2014-05-07

5月4日の山歩き


この時期の山の姿はほのぼのと柔らかく、おおらかで

まさしく「山笑う」の風情で

いくら眺めていても飽きることがありません。

 

標高のそこそこ高い山々も芽吹きの時期となり、

本格的な山菜の時期を迎えようとしています。

 

「山笑う」風情

20140504yamawarau.JPG

 

 

 

ピンク色の正体は山桜

20140504yamazakura.JPG

 

 

 

 

コゴミは盛りとなり、今後は標高の高い山狙いとなります。

 

コゴミ

20140504kogomi.JPG

 

 

 

 

ハナイカダは葉の中央に直接花が咲く様子が

人がイカダに乗っている姿に似ている、くせのない山菜です。

 

ハナイカダ

20140504hanaikada.JPG

 

 

 

 

ハナイカダのアップ

20140504hanaikada2.JPG

 

 

 

 

アケビの花も賑やかに咲いていますが

秋に実がなるまでどんなドラマがあるのでしょう。

 

アケビの花

20140504akebinohana.JPG

 

 

 

アマドコロは甘くておいしい山菜ですが

なかなか群生しないので収量は少ないです。

 

アマドコロ

20140504amadokoro.JPG

 

 

 

 

少し標高の高い所ではシャクが生長し始め

セリのような、ニンジンのような特徴のある味わいは

おひたしが一番でしょうか。

 

シャク

20140504syaku.JPG

 

 

 

 

この時期採れるきのこにアミガサタケの仲間があります。

フランスではモリーユと言って珍重されますが

日本ではあまり食べる習慣がありません。

森の中にひそやかに出ています。

 

アミガサタケ

20140504amigasatakenonakama.JPG