信州山里だより

2014-06-05

6月1日の山歩き



早朝は根曲り竹を採りに山に入りました。
1年振りの竹の子採りですが、やはりハードな肉体労働で
3時間も採り続けていると、リュックが肩に食い込み
体中の筋肉が「もうやめよう」コールを上げ始めます。
欲張るのはやめ素直に山を下りました。

次は標高1500mくらいの高原での山菜採りです。


残雪がある高原20140601zansetsuunokorukougen.JPG   


高原は雪が残り、春が始まったところでした。
フキノトウは雪が消えるのを追っかけながら次々と出ています。



フキノトウ20140601zannsetsutofukinotou.JPG

 


スミレサイシンは葉の成長が待ち切れないように花を咲かせています。



スミレサイシン20140601sumiresaisin.JPG

  



他にも雪の残る高原のあちこちに
様々な山野草が芽を出し、花を咲かせ始めています。



カタクリ20140601katakuri.JPG

  


エンレイソウ20140601enreisou.JPG

  

ユキザサ20140601yukizasa.JPG

  

サンカヨウ20140601sankayou.JPG

 

コゴミも出ていましたが、
おすすめの仲間を紹介しましょう。
モチコゴミとキヨタキシダです

どちらも似た環境に出て時には同じ場所に出ています。
柔らかくて、くせがなく、ほんのり甘味を感じるおいしいシダ類です。



モチコゴミ20140601motikogomi.JPG

  


キヨタキシダ20140601kiyotakisida.JPG

 

最後にニリンソウとトリカブトです。
この二つは生長過程のある時期背丈が同じ位になります。
その後はトリカブトがどんどん生長して身長が高くなります。
間違って採って食中毒をおこすのはこの背丈が同じ時期です。
ちょうどそんな1コマをご紹介しましょう。

 

ニリンソウとトリカブト20140601nirinsoutotorikabuto.JPG


左側がニリンソウ、右側がトリカブト(猛毒)です。