信州山里だより

2014-07-23

7月20日の山歩き



まだ出遅れているものもありますが、
本格的な夏きのこシーズンとなってきました。

梅雨時にも出るショウゲンジ。
秋の早めに出るきのこですが、
くせがなくおいしいきのことして人気があります。

珍しいキショウゲンジも採れました。



ショウゲンジ20140723-1.jpg

 

キショウゲンジ20140723-2.jpg

 

夏の典型的なきのこ、カワリハツ、アイタケは同じ仲間。
余り人気はないのですが、私としてはとても気に入っているきのこ。
長いシーズン採れるのもありがたい。



カワリハツ120140723-3.jpg

 

カワリハツ220140723-4.jpg

 

アイタケ20140723-5.jpg

 

夏の人気きのこの一つ、タマゴタケ。
有毒なきのこが多いテングタケの仲間ですが、
数少ない食べられるきのこです。
一見毒々しいですが、味はおだやかで洋風料理に向きます。



タマゴタケ20140723-6.jpg

 

夏の人気きのこの一大勢力は何と言ってもイグチの仲間。
形も大きさも申し分なく味も一級品です。
ポルチーニの仲間のヤマドリタケモドキやアカヤマドリ、
コガネヤマドリが採れました。


アカヤマドリ20140723-7.jpg

 

コガネヤマドリ20140723-8.jpg

 

ウスタケは以前は食用とされたり、
多少の毒があっても煮こぼせばOKと言われ食べられましたが、
今は完全に毒きのこの分類です。



ウスタケ20140723-9.jpg

 

きのこの愛好家にはきのこ採りときのこ撮りがいます。
後者に人気のあるのがハナオチバタケ。
その可憐な姿に心を奪われるようです。
エミール・ガレのスタンドランプに出てきそうな形ですね。



ハナオチバタケ20140723-10.jpg