信州山里だより

2015-03-27

山歩き総集編(きのこ)3月11日



秋のきのこ採りのスタートは8月の終わりから9月の初めに出る
ナラタケモドキとウスムラサキホウキタケでした。
本格的きのこシーズンを占う意味でも、ワクワク、ドキドキする
時期ですが、どうも出方が芳しくありませんでした。



ナラタケモドキ20150311-1.jpg


ウスムラサキホウキタケ20150311-2.jpg


続いて
ジコボウ(ハナイグチ)やイッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)
アカンボウ(サクラシメジ)の時期になりましたが、
イッポンカンコー、アカンボウはいつも通りの出方でしたが、
ジコボウはさっぱりでした。
やがて雨の降らない時期が続き、
イッポンカンコー、アカンボウも止まってしまいました。



イッポンカンコー20150311-3.jpg

 

アカンボウ20150311-4.jpg

 

ジコボウ20150311-5.jpg

 

そんな中でクリフウセンタケやヌメリササタケは好調に出ていました。
毎年豊作のきのこと不作のきのこが変わりますが、
微妙な天候の変化がきのこに与える影響の大きさには驚かされます。



クリフウセンタケ20150311-6.jpg

  

ヌメリササタケ20150311-7.jpg

 

クロカワも今いちでしたが、毒きのこのカキシメジは元気に出ていました。
形のいいシャカシメジやヌメリスギタケモドキも採れました。



クロカワ20150311-8.jpg

  


カキシメジ20150311-9.jpg

 

シャカシメジ20150311-10.jpg

  

ヌメリスギタケモドキ20150311-11.jpg

  

10月に入って中盤から終盤のきのこでは
遅めのきのこであるムキタケ、クリタケが早めに出始め驚きました。
どちらも終盤までコンスタントに採れました。



ムキタケ20150311-12.jpg

  

クリタケ20150311-13.jpg

 

例年採るタイミングに苦労するナラタケも今ひとつの感がありました。



ナラタケ20150311-14.jpg

 

終盤の一番人気シモフリシメジも今ひとつでした。
やはり雨の少なさが響きました。

 

シモフリシメジ20150311-15.jpg

  


落ち葉の量が増え地面に厚く積もってくるとキノコ採りも終わりとなりますが
最後まで採れたのは、チャナメツムタケ、ムラサキシメジ、クリタケでした。



チャナメツムタケ20150311-16.jpg

 

ムラサキシメジ20150311-17.jpg