信州山里だより

2015-11-05

先週の山歩き



初霜が降り、初氷も張って寒い朝が続くようになりました。
きのこの方は最終段階に近づきました。



シモフリシメジは終わり、残るのはムキタケ、クリタケ、ヒラタケ、
エノキタケと言ったところでしょうか。


きのこ採りもだんだん効率が悪くなって
時間はかかっても収穫量は落ちて来ます。


そんな訳で潮時を狙っているのですが、お客様が許してくれません。
「まだ山のきのこ食べられますか」という問い合わせが続くと
老体にムチ打って山に出掛けます。



別に悲壮感を漂わせて行く訳ではなく、
心地よい責任感と緊張感を持っての山行きです。


標高を下げてゆくとまだまだムキタケもクリタケも元気です。



ムキタケ120151102-1.jpg

 

ムキタケ220151102-2.jpg

 

ムキタケ320151102-3.jpg

 

クリタケ20151102-4.jpg

 

最近あまり出会わなくなったツチアケビを見つけました。
ラン科の寄生植物で葉はありませんが、
その実を焼酎に漬けると、滋養強壮にいいお酒ができます。



ツチアケビ20151102-5.jpg

 

今年もきのこをたくさん育ててくれた雑木林はこんな状態です。



雑木林20151102-6.jpg