信州山里だより

2015-12-16

山歩き総集編


今日はきのこの総集編1(春~夏)をお送りします。

毎年食用になるきのこの一番手はオオズキンカブリタケです。
4月の終わり頃から、比較的暗い林の中のあちこちに群生します。
フランス料理で珍重されるモリーユの仲間です。


オオズキンカブリタケ20151214-1.jpg

 
次のきのことの出会いは梅雨時です。
山菜採りや筍採りの林の中の
腐りかかった切り株や倒木に群生するナラタケです。
秋の群生程ではありませんがかなりの量が採れます。



ナラタケ120151214-2.jpg

 

ナラタケ2

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7月になると夏のきのこが続々と出て来ます。
アンズタケやタマゴタケに始まり、
イグチ系のきのこがたくさん出ます。



アンズタケ20151214-4.jpg

 

タマゴタケ20151214-5.jpg

 

ジコボウに代表されるイグチ系のきのこは
夏を彩るたくさんの種類が出ます。

ヤマドリタケモドキ、コガネヤマドリ、ススケヤマドリ、
オニイグチ、アカヤマドリ、アカジコウなどです。
どのきのこも個性的で存在感があります。



ヤマドリタケモドキ20151214-6.jpg

 

コガネヤマドリ
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ススケヤマドリ20151214-8.jpg

 

オニイグチ20151214-9.jpg

 

アカヤマドリ20151214-10.jpg

 

アカジコウ20151214-11.jpg

 

他に夏を代表するきのことしてはベニタケ系のきのこがあります。

シロハツ、クロハツ、カワリハツ、アイタケ...などがあります。
ちょっと判別が難しいので採る人はあまりいません。



カワリハツ20151214-12.jpg

 

アイタケ20151214-13.jpg

 

夏の終わりに出てくるのがチチタケです。
森の中で鮮やかな橙色のきのこはとても目立ちます。
採ってみると驚く程白い汁が出ます。



チチタケ20151214-14.jpg