信州山里だより

2017-12-11

2017年山歩き総集編3



今回からは今年採れたきのこの総集編。
その1は夏きのこ特集です。


山菜採りが6月一杯で大体終わり、
7月からは夏のきのこ採りが始まりました。



夏のきのこは主に2大勢力に分かれます。



一つはイグチの仲間、もう一つはベニタケの仲間です。
その中でもやはり一番の大勢力はイグチの仲間となります。
こちらは傘の裏が網目状になっているのが特徴です。



ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、コガネヤマドリ、セイタカイグチ
アカジコウ......など、おいしくて、立派なきのこが目白押しです。



ヤマドリタケモドキ120171211-1.jpg

 

ヤマドリタケモドキ220171211-2.jpg

 


アカヤマドリ120171211-3.jpg

 

アカヤマドリ220171211-4.jpg

 

コガネヤマドリ20171211-5.jpg

 

セイタカイグチ20171211-6.jpg

 

アカジコウ120171211-7.jpg

 

アカジコウ2
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この中にはヨーロッパでもとても人気の高い物があり
夏きのこはイグチに始まり、イグチに終わると言った趣です。


もう一つの大勢力であるベニタケの仲間は、
夏、高原などを歩くと、一番一般的に目にするきのこです。
成長すると大抵じょうご型に傘が開き、
特に白いきのこは直径20㎝くらいのものもざらにあります。


大体夏にきのこを採る人は物好きに思われるくらい少数なのですが
その中でも、ベニタケの仲間を相手にする人はほとんどいません。


しかし収量も多く、調理の仕方でおいしく食べられるベニタケの仲間は
とても貴重だと思います。


カワリハツ20171211-9.jpg

 

アイタケ
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チチタケ20171211-11.jpg

 

夏のきのこはカラフルで派手なものも多いのですが、
忘れてはいけないものとして、アンズタケとタマゴタケがあります。

アンズタケは世界で最も流通しているきのこと言われています。


アンズタケ20171211-12.jpg

 

タマゴタケは幼菌から成長する姿の変化がユニークであり
味の方も洋風料理向きのこくのあるきのこで人気があります。

タマゴタケ120171211-13.jpg

 

タマゴタケ220171211-14.jpg