信州山里だより
2018-03-26
山歩き 3月26日
2018-01-15
京都探訪記1
初日のお昼はすきやきの名店三嶋亭に伺いました。
外観からしてレトロそのもの。
長い歴史を物語るその姿に期待は高まるばかり。
建物はお肉屋さんと併設になっていて、入口は狭くなっています。
内部は想像通りのレトロ感で、造りはかなり手が込んだ芸術的なものでした。
仲居さんがつきっきりで対応してくれるのでこちらは食べるのみ。
今日のお肉は信州産とのことで、改めて信州の牛肉のおいしさを思い知らされました。
焼き方はまず脂身で鉄鍋に油をしき、砂糖をふりかける。
次に肉を入れて割り下をかけます。
その後野菜を焼きますが、野菜にも砂糖をかけます。
そんな形で食べ進むのですが、肉は柔らかくて、味わい深く、
全体に甘めの味付けでしたが、充分満足できるものでした。
最後はメロンが出たのですが写真を撮り忘れました。
2017-12-26
2017年山歩き総集編5
今回は山菜採りやきのこ採りの合間に
出会うことができた草花について振り返ります。
4月も後半になると里山に春が訪れ、草花もちらほら見かけることが
できるようになります。
シュンランやショウジョウバカマは明るく乾いた林の住人。
ウスバサイシンは日陰にひっそりと。
エンレイソウは雪解けを追いかけるように咲き出します。
5月に入ると一気に草花の世界も賑やかになります。
以下の如く百花繚乱。
他にもたくさんできりがありません。
夏になると草花の世界は草原に移ります。
などなど。
まだまだたくさんありますが、
最後に腐生植物(葉緑素を持たず他に寄生して栄養分を吸収)を
3点紹介します。
ギンリョウソウは夏から秋に日陰の落ち葉の積もったところに
森の霊のように群生します。
シャクジョウソウも似た環境。
最後は今まで見たことのない珍品。
最後の最後にさらに珍品を!
今年も出会うことができた緑色のニリンソウ。
ニリンソウの花は白いのですが、
ごくまれに緑色のものやピンク色のものを発見します。
2017-12-18
2017年山歩き総集編4
今回は秋のきのこを振り返ってみます。
毎年最初に採れるきのこがウスムラサキホウキタケやナラタケモドキです。
8月の終わりから9月の初めにかけて出ます。
ところが今年はこの二つのきのこが
お盆が終わる頃から大量に採れ出しました。
例年よりかなり早めでした。
果たしてこの前兆は今年の秋のきのこシーズンにとって吉か凶か。
答えはすぐに出ました。
9月の初めから中旬にかけてがんがん出るジコボウやアカンボウが
絶不調だったからです。
そのうちにきのこ採り愛好家の面々から
「今年はダメだ」という声が上がり始めました。
結局シーズンを通して「不作の年」という烙印が押されてしまいました。
しかし私にとっては、そんな極端な不作という感じはなく、
例年より採れたもの、例年よりダメだったもの、例年並みのものと分かれました。
例年より採れたものは、クロカワ、ナラタケ、オオツガタケ、
シモフリシメジ、クリタケ......などでしょうか。
例年より採れなかったものはジコボウ(ハナイグチ)、アカンボウ(サクラシメジ)、
ヌメリササタケ、チャナメツムタケ......などでしょうか。
例年並みのものとしては、クリフウセンタケ、イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)
コウタケ、ヌメリスギタケモドキ、ムキタケ......などでした。
2018-04-02
山歩き 4月1日
春は思いのほか早く進み、平地から山のふもとまで
草達はそれほど差がない出方になっています。
平地のカンゾウ
里山に近いカンゾウ
カラスノエンドウも採り頃で、これを辛煮にするとお酒が進みます。
カラスノエンドウ
スイバも平地、里山ともに同じくらいに成長しています。
春先の酸味のある野草の代表選手。
スイバ
フキノトウは里山でも花の状態のものが多く、いいものを採るには
さらに標高を上げていかなければなりません。
フキノトウ
ノビルもぼちぼち採り頃でしょうか。
まとめて掘って小さなものは土に返します。
ノビル