信州山里だより
2017-09-04
先週の山歩きー 夏きのこと秋きのこのせめぎ合い 第2章
一日の中で夏と秋が混在する中途半端な季節。
きのこの方も「まだ出ていてもいいものか」と考えたり、
「ぼつぼつ出てみようか」と思い悩む季節でもあります。
いろいろな山を歩いた結果、まだ夏きのこの方が優勢のようです。
夏のきのこの方は、タマゴタケ、アカヤマドリ、チチタケ、
ハナビラタケなどが散見されました。
秋のきのこの方は、モリノフジイロタケ、クリフウセンタケ、
ウスムラサキホウキタケなどが出ていました。
森の中で目立つのはきのこよりこんな腐生植物。
薄暗い森から離れ、明るい高原に目を向けると
季節はまさに秋でした。
2017-08-28
先週の山歩きー難しい時期になってしまった
2017-08-21
先週の山歩きー秋先取り? 初秋のきのこが続々出て来た
8月14日はお知らせもせずにお休みして申し訳ありませんでした。
ここのところ、雨は降らなくてもじとじとした天気が続き、
気温も30度前後と秋に向かっている感じがあったのですが
山に入ってびっくり。
初秋のきのこが続々と出ていました。
その一つがウスムラサキホウキタケ。
美しいライラック色のきのこで、ソテーやホイル焼、ピクルスなどで楽しみます。
もう一つはナラタケモドキ。
その群生する姿を見ると人知の及ばぬ「森の力」を感じ、
自然に対する畏敬の念に打たれます。
今回初めて紹介するきのこがあります。
名前はハイカグラテングタケ。
猛毒菌の多いテングタケ系のきのこですが、
いかにも不気味な外見で、なおかつその大きさが
背の高さ40㎝以上にもなります。
見るからに毒々しいきのこなのですが、最近の情報では「食べられる」とのこと。
それもかなりおいしいらしい。
山を歩いていると何度か見かけるのですが、まだ採る勇気が湧いてきません。
その他2週間分のきのこの写真では
2017-08-07
2017-09-11
先週の山歩きー秋のきのこに軍配1
夏のきのこと秋のきのこのせめぎ合いも
ようやく秋のきのこに軍配が上がり始めました。
秋の早い時期に出るアカンボウ(サクラシメジ)やイッポンカンコー
(ウラベニホテイシメジ)が順調に出始めました。
アカンボウ
イッポンカンコー
残念なのは雨が多すぎてきのこが早めにダメになっています。
イッポンカンコー
予想に反してクロカワが好調です。
ほろ苦く、通好みのきのこですがお酒にピッタリ合います。
クロカワ1
クロカワ2
クロカワ3
クロカワ4
雨が多いと春~秋いつでも出るウスヒラタケもよく出ていました。
ウスヒラタケ