信州山里だより
2017-07-25
山歩き
2017-07-18
山歩き
先週末にまとまった雨があり期待して山に向かいました。
結果は80%の満足度。
イグチ系夏の定番、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、
コガネヤマドリ等は順調に出ていました。
ヤマドリタケモドキはイタリアのポルチーニと同じ仲間のきのこ。
おだやかな香りと旨味のある本体は、夏のきのこ採りに絶対に欠かせない。
同じくアカヤマドリも大型で橙色、そしておいしい。
存在感は抜群でヤマドリタケモドキと双璧をなす。
アカヤマドリ2
アカヤマドリ3
コガネヤマドリも橙色の鮮やかなきのこ。
アシベニイグチは本日の写真の中では唯一の毒きのこ。
タマゴタケも夏のきのこの代表選手ですが、
本格的に出るのはこれからか。
満足度が20%足りなかったのはベニタケ系のきのこが
ほとんど出ていなかったからです。
カワリハツやアイタケなど例年たくさん採れるのですが
収穫はゼロ。
昨年も不作でしたから今年もあまり期待できないのかもしれません。
最後に初めて出会った腐生植物の写真です。
正体不明の腐生植物(?)
2017-07-10
山歩き
7月の声を聞きいよいよ山菜採りから
夏のきのこ採りに移行する時期になりました。
山菜もまだ採りますがメインはきのこです。
ということで勇んできのこ目指して出かけたのですが、
山の中にきのこの影がありません。
例年だとボコボコ出ている
ベニタケ系やテングタケ系のきのこがほとんど出ていません。
かろうじてアンズタケが少し採れただけです。
今年は山菜の出が遅れましたが、きのこも遅れそうです。
昔は食べられると書かれていた本もありましたが、
現在は有毒指定のウスタケも出ていました。
里山から高原に足を伸ばすとやはりきのこはほとんど出ていませんが、
ウツボグサやクサボケの実などを見かけ、「高原の夏」を実感できました。
2017-06-26
山歩き
週末初日は志賀高原にネマガリタケを採りに行きました。
数年前までは竹の子採りの入山は禁止されていましたが、
今は6月の土、日のみ入山可となりました。
入山料は2000円です。
以前と比べて竹藪の密生度が高くなり、
なかなか奥へ入っていくことができません。
竹の子の出方はまだちょっと早めで、
例年より20日くらい遅れている気がします。
標高を下げて採ることにして、
ようやくよいサイズが採れるようになりました。
2日目は通常の山菜採り。
雨上がりの山の中でおいしそうな山菜が続々採れました。
タマガワホトトギスも採り頃になってきました。
きゅうりの香りのする山菜です。
イケマはつる状の山菜で折ると白い乳が出ます。
くせがなく甘みのある山菜です。
2017-08-02
先週の山歩きー降りたるは及ばざるが如し
雨の合間をぬって山に入る。
長雨が続いているので、山の状況は予想がつかなかったが、
案の定、いい結果と悪い結果が出た。
今まであまり出がよくなかったベニタケ系やアンズタケがよくなり、
ヤマドリタケ系がしぼんでしまった。
恵みの雨も降り過ぎるときのこを腐らせてしまい
残念な結果となります。
雨に叩かれたきのこ達。
アカヤマドリ
直径30㎝超のニセアシベニイグチ
ようやく出て来たベニタケ系の食菌達とアンズタケ。
アイタケ
カワリハツ
アンズタケ
長雨が続くとこのきのこも良く出ます。
オオホウライタケ(食菌)
早めのチチタケも出てきました。
チチタケ1
チチタケ2
印象的な腐生植物との出会いもあります。
シャクジョウソウ
そしてとうとう今年初めてのアカジコウに出会えました。
今晩は友人の誕生祝いがあるので、特別料理で出しましょう。
アカジコウ
最後に高原でのさわやかなワンショット。
アサギマダラがフジバカマの蜜を吸っていました。
アサギマダラ