信州山里だより

2016-12-20

山歩き総集編3



今週は今年採れたきのこの特集2をお送りします。



今年はスタートの夏きのこは期間を通してあまりよくありませんでした。
秋になるとジコボウが早くから出たりして、期待感が高まりましたが、
やはり少雨や高温などの天候不順で、
全体的にみると、普通かやや悪いくらいの印象でしょうか。


秋の始まりやはりナラタケモドキでした。
ジコボウもカヤタケも早めでした。
アカンボウやイッポンカンコーも続きました。



ナラタケモドキ120161219-1.jpg

 

ナラタケモドキ220161219-2.jpg

 

ジコボウ20161219-3.jpg

 

カヤタケ20161219-4.jpg

 

アカンボウ20161219-5.jpg

 

イッポンカンコー20161219-6.jpg

 

9月半ばから10月半ばぐらいが秋のきのこの最盛期ですが、
どのきのこもそれなりの出方で、
満足感をもたらしてくれる程ではありませんでした。



クリフウセンタケ20161219-7.jpg

 

クロカワ20161219-8.jpg

 

シャカシメジ20161219-9.jpg

 

オオツガタケ20161219-10.jpg

 

ヌメリササタケ20161219-11.jpg

 

ヌメリスギタケ20161219-12.jpg

 

ヌメリスギタケモドキ20161219-13.jpg

 

ナラタケ20161219-14.jpg

 

そんな中でも初めてコウタケが採れたのが今年の最大の思い出です。
たまには行ったことのない山にチャレンジするのもおもしろいものです。
ただ、時間が足りません。



コウタケ20161219-15.jpg

 

終盤は堅調だったのと、遅くまできのこが採れたのが幸せでした。



クリタケ20161219-16.jpg

 

キナメツムタケ20161219-17.jpg

 

チャナメツムタケ20161219-18.jpg

 

シモフリシメジ20161219-19.jpg

 

ムラサキシメジ20161219-20.jpg

 

ムキタケ20161219-21.jpg

 

ヒラタケ20161219-22.jpg

 

 

2016-12-12

山歩き総集編2

今回は2016きのこ特集1として秋になる前の
夏までに採れたきのこを振り返ってみましょう。



山菜本番中の5月、
森の木陰で点々と群生するのはオオズキンカブリタケ。
アミガサタケの仲間で一応食べられますが、料理法研究中のきのこです。



オオズキンカブリタケ20161212-1.jpg

 

6月に入ると根曲り竹の季節ですが、
この時期は竹藪の中にナラタケも一緒に出ています。
竹の子汁にするか、きのこ汁にするか贅沢に悩みます。



ナラタケと根曲り竹のツーショット20161212-2.jpg

 

7月に入ると夏きのこの本番です。
アンズタケ、タマゴタケなどとイグチ系、ベニタケ系のきのこが続々出てきます。



アンズタケ20161212-3.jpg

 

タマゴタケ20161212-4.jpg

 

夏のきのこの二大勢力はイグチ系とベニタケ系で
ベニタケ系はほとんど振り向かれませんが、
イグチ系はヨーロッパでも人気の種類があるので注目されます。



特にヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、アカジコウなどは絶品です。



ヤマドリタケモドキ120161212-5.jpg

 

ヤマドリタケモドキ2
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ヤマドリタケモドキ320161212-7.jpg

 

アカヤマドリ120161212-8.jpg

 

アカヤマドリ2
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アカジコウ120161212-10.jpg

 

アカジコウ220161212-11.jpg

 

ベニタケ系のきのこは夏の間中たくさん出ますが、
判別が難しいのとニセクロハツなどの猛毒菌があるので
あまり手を出さない方がいいかもしれません。



ベニタケ系食菌の代表選手カワリハツ120161212-12.jpg

 

カワリハツ220161212-13.jpg

 

カワリハツ320161212-14.jpg

 

ベニタケ系のアイタケ20161212-15.jpg

 

最後に今年はこんなきのこも所々で見かけました。



タケリタケ120161212-16.jpg

 

タケリタケ220161212-17.jpg

 

このきのこはきのこに寄生する菌で、
寄生されたきのこは元の原形が分からなくなります。

2016-12-05

山歩き総集編1



今年の山行きは終わりました。
今月は一年の山行きの総集編です。



第1回目は山菜編。
今年の山菜採りは3月の半ば、里の土手から始まりました。
フキノトウ、スイバ、ノビロ、カンゾウなどを
春を迎えた喜びを満喫しながら採りました。



スイバ20161205-1.jpg

 

ノビロ20161205-2.jpg

 

カンゾウ20161205-3.jpg

 

4月に入るとツクシ、ニワトコ、ジュウモンジシダ、、ワサビ
タラノメ、コシアブラ、コゴミと一般になじみの深い山菜を採りました。



ツクシ20161205-4.jpg

 

ニワトコ20161205-5.jpg

 

ジュウモンジシダ20161205-6.jpg

 

ワサビ20161205-7.jpg

 


コゴミ20161205-8.jpg

 

5月は山菜本番です。
あまりなじみがなくおいしいものを中心に採りました。



ヤマウド20161205-9.jpg

 

ユキザサ20161205-10.jpg

 

エラ(ミヤマイラクサ)20161205-11.jpg

 

ソバナ20161205-12.jpg

 

ウドブキ20161205-13.jpg

 

モミジガサ20161205-14.jpg

 

ヤブレガサ20161205-15.jpg

 

6月は根曲り竹が中心になりましたが、その間を縫って
ミズ(ウワバミソウ)やイケマ、クロクモソウ、ヤマソテツ
そして5月に撮ったメインの山菜を高地でまた採り直しました。



ミズ20161205-16.jpg

 

イケマ20161205-17.jpg

 

クロクモソウ20161205-18.jpg

 

ヤマソテツ20161205-19.jpg

 


今年の山菜採りは若干のずれなどもありましたが
おおむね順調に終了することができました。

2016-11-28

先週の山歩き



観測史上も珍しい積雪に見舞われ、
今年度のきのこ採りは突然最終を迎える事となりました。



遅いきのこがまだ健闘して出ているので、
もう少しいけるかなと思っていましたが、残念です。



雪の降る前日に撮ったきのこの写真が、
今年最後のショットとなりました。



一番元気よく出ているのがヒラタケでした。
肉厚のこのきのこは網焼きにすると本当においしく
お酒がすすみます。


ヒラタケ120161128-1.jpg

 

ヒラタケ220161128-2.jpg

 

ムキタケも採り残しを少しずつ採っていると結構な量になりますが
本来のきのこ採りの喜びとは程遠く、
さながら落穂拾いのきのこ版というところでしょうか。



ムキタケ20161128-3.jpg

 

クリタケもほとんど大きくなれない中、しっかりとした株を見つけました。



クリタケ20161128-4.jpg

 

 

2016-11-21

先週の山歩き



秋も深まり、葉を落としたドングリの林は一年で一番明るい林となります。
いよいよきのこ採りも最終章です。


ドングリの林20161121-1.jpg

 

たまたま霧が出ていてさながら一幅の日本画の世界を見るようです。



霧の中のドングリの林20161121-2.jpg

 

霧の中の山並み20161121-3.jpg

 


そんな林だけで採っていると決まったきのこしか採れないので
こんな林の中でも採ります。


別の林20161121-4.jpg

 


クリタケはまだまだけなげに出ていますが、寒さに耐えることはできても、
大きくなるための余力は少ないようであまり成長しません。


クリタケ20161121-5.jpg

 

ヒラタケはこれから冬にかけて出ます。



ヒラタケ20161121-6.jpg

 

ムキタケもいよいよ最後に近づき、
成長できないまま終わろうとしているものが見られます。



ムキタケ120161121-7.jpg

 

ムキタケ220161121-8.jpg