信州山里だより

2015-11-09

先週の山歩き




きのこもいよいよ最終局面?
余りいろいろな場所は回れませんでしたが、
きのこもいよいよ終わりでしょうか。



これから狙えるのはヒラタケ、エノキタケそしてクリタケです。
最後になるかもしれないきのこ三点の写真です。


ムキタケ20151109-1.jpg

 

クリタケ20151109-2.jpg

 

ニカワハリタケ20151109-3.jpg

 

ニカワハリタケはゼラチン質の白いきのこで、
裏側は猫の舌のようなイメージで、熱湯を通して
酢の物や辛子和え、あるいはハチミツをかけて
デザート的にも食べられます。

2015-11-05

先週の山歩き



初霜が降り、初氷も張って寒い朝が続くようになりました。
きのこの方は最終段階に近づきました。



シモフリシメジは終わり、残るのはムキタケ、クリタケ、ヒラタケ、
エノキタケと言ったところでしょうか。


きのこ採りもだんだん効率が悪くなって
時間はかかっても収穫量は落ちて来ます。


そんな訳で潮時を狙っているのですが、お客様が許してくれません。
「まだ山のきのこ食べられますか」という問い合わせが続くと
老体にムチ打って山に出掛けます。



別に悲壮感を漂わせて行く訳ではなく、
心地よい責任感と緊張感を持っての山行きです。


標高を下げてゆくとまだまだムキタケもクリタケも元気です。



ムキタケ120151102-1.jpg

 

ムキタケ220151102-2.jpg

 

ムキタケ320151102-3.jpg

 

クリタケ20151102-4.jpg

 

最近あまり出会わなくなったツチアケビを見つけました。
ラン科の寄生植物で葉はありませんが、
その実を焼酎に漬けると、滋養強壮にいいお酒ができます。



ツチアケビ20151102-5.jpg

 

今年もきのこをたくさん育ててくれた雑木林はこんな状態です。



雑木林20151102-6.jpg

 

 

 

 

2015-10-26

先週の山歩き

秋も深まり落ち葉の量がかなり増えました。
こうなると地上に出るきのこを見つけるのがむずかしくなります。

シモフリシメジ、ムラサキシメジやチャナメツムタケは出ていますが
落ち葉の中に埋もれています。



シモフリシメジ20151026-1.jpg

 

チャナメツムタケ20151026-2.jpg

 

これからはどうしても木から出るきのこを探すのが中心となります。
ムキタケ、クリタケ、ナメコ、ヒラタケなどです。

この時期になるとあまりサプライズもなく、
毎年のきのこの出る場所を畑にいくかのように回るだけです。



ムキタケ120151026-3.jpg

 

ムキタケ220151026-4.jpg

 

クリタケ120151026-5.jpg

 

クリタケ220151026-6.jpg

 

それでも小さな発見はいろいろあり飽きることはありませんが、
今年はいつが最後になるのかなと
思いをめぐらしながら歩く時期でもあります。

2015-10-19

先週の山歩き



秋晴れが続いています。
戸隠のお蕎麦屋さんのお話だと、好天のおかげで平日でも結構忙しく、
きのこも採りに行けないとうれしそうでした。



きのこはぎりぎりで踏ん張って出ていますが、
乾いたものが増えて来ています。

シモフリシメジ、ムキタケ、クリタケ、チャナメツムタケが
コンスタントに出ています。


シモフリシメジ20151019-1.jpg

 

ムキタケ20151019-2.jpg

 

クリタケ20151019-3.jpg

 

今日のハイライトはヌメリスギタケモドキです。
うっとりと見とれてしまうその姿をご覧下さい。



ヌメリスギタケモドキ20151019-4.jpg

 

 

紅葉も徐々に進んでいますが、最盛期になると、
落ち葉が増してきのこ採りは難儀なものとなります。



紅葉が始まった戸隠西岳20151019-5.jpg

 

 

2015-10-13

先週の山歩き


晩秋のきのこが出揃ってきました。
クリタケ、ムキタケ、シモフリシメジ、チャナメツムタケなどです。
クリタケはどこの山に入っても出ていて、雪が降る頃まで出ています。



クリタケ120151013-1.jpg

 

クリタケ220151013-2.jpg

 

クリタケ320151013-3.jpg

 

ムキタケも場所によって遅い早いはありますが、例年並みの出方です。



ムキタケ120151013-4.jpg

 

ムキタケ220151013-5.jpg

シモフリシメジは出るべき時期に雨があまりなかったため
小さいものが多いですが、出方はなかなか良さそうで
ひょっとしたら豊作かもしれません。



シモフリシメジ120151013-6.jpg

 

シモフリシメジ220151013-7.jpg

 

シモフリシメジ320151013-8.jpg

チャナメツムタケもどこの山にも生えていますが
地ナメコとも呼ばれ、その野性的な風味は汁物にかかせません。



チャヤメツムタケ20151013-9.jpg

 

 

ナラタケも場所により、もう出てしまったところ、今が盛りなところ、
今年はほとんど出ないところ、これから出るところといろいろです。
オニナラタケが多いのも今年の特徴でしょうか。



ナラタケ120151013-10.jpg

 

ナラタケ220151013-11.jpg

 

オニナラタケ
20151013-12.jpg

 

なかなか採れないきのこを2つご紹介。

ブナシメジは傘の上部の大理石模様が特徴で
栽培のものとはかなり形状が違います。



ブナシメジ20151013-13.jpg

 


オオジョウゴタケはカヤタケの巨大型のようなきのこで
大きくしっかりとしています。


オオジョウゴタケ20151013-14.jpg