信州山里だより

2015-09-02

先週の山歩き

秋の長雨が続き、何とか半日だけ雨の間を盗んで山に入りました。
やはりきのこの状況は一変していました。

夏のきのこの名残りはありましたが、
秋の出始めのきのこが続々出ていました。

夏の名残りはアカヤマドリやヤマドリタケモドキ、アイタケ、
カワリハツ、タマゴタケ......でしたが、出ている数は少なめでした。

又あんなに群生していたチチタケもほとんど見かけませんでした。



アカヤマドリ20150902-1.jpg

 

 

アイタケ20150902-2.jpg

 

 

晩夏から初秋にかけてのきのこ
ナラタケモドキとウスムラサキホウキタケはこんなです。



ナラタケモドキ20150902-3.jpg

 

 

ウスムラサキホウキタケ20150902-4.jpg

 

 

やはり初秋からのきのこアカハツやハツタケも出始めました。



アカハツ20150902-5.jpg

 

 

秋全般に出るきのこもいろいろ出ていました。



オオハラタケ120150902-6.jpg

 

 

オオハラタケ220150902-7.jpg

 

 

オオハラタケ320150902-8.jpg

 

 

トキイロラッパタケ20150902-9.jpg

 

 

カヤタケ20150902-10.jpg

 

 

ご紹介したきのこはすべて食べられます。

最後に特殊効果できのこが震えている写真をご覧下さい。
きのこはハナオチバタケと言って食べられませんが
その可愛らしい造形美がきのこ写真家に人気のきのこです。


ハナオチバタケ20150902-11.jpg

 

イヤイヤ単なる手振れでした。失礼!

2015-08-26

先週の山歩き


お盆が過ぎ急に涼しくなって、きのこ事情に変化があったのか

確認したい気持ちで山に入りました。

 

やはり変化はありました。

イグチ系のきのこの出が非常に悪くなりました。

 

アカヤマドリはほとんど見かけず、ヤマドリタケモドキや

オニイグチモドキを見かけたくらいでした。

 

ヤマドリタケモドキ1

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ヤマドリタケモドキ2

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オニイグチモドキ

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晩夏から初秋にかけて出るきのこ、ナラタケモドキが出ていました。

ちょっと早すぎます。

 

ナラタケモドキ(ピンボケですみません)

20150826-4.jpg

 

 

やはり秋中心のきのこ、カヤタケも出ていました。

香りのよいおいしいきのこですが、やはり早すぎます。

 

 

カヤタケ

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チチタケだけが何事もなかったように元気に出ていました。

 

 

チチタケ

20150826-6.jpg

 

 

2015-08-19

先週の山歩き

お盆のきのこ採りは道路は行楽客の車で賑わっていますが、

一旦森の中に入ると人影は全くなく、聴こえるのはせみの声だけ。



チチタケが最盛期です。

触ると惜しげもなく、大量の白い乳を出すこのきのこは、

栃木県ではうどんにして食べるのが県民食のようです。



何年か前にお店に栃木県のお客様が見えられて、

「栃木県は放射能にやられてきのこが採れないので、

長野までチチタケを採りに来た」とおっしゃいました。



チチタケ120150819-1.jpg

 

チチタケ220150819-2.jpg

  

アカヤマドリ、カワリハツも順調ですが、雨がもう少しコンスタントに降って欲しい。



アカヤマドリ120150819-3.jpg

  

アカヤマドリ220150819-4.jpg

  

アカヤマドリ320150819-5.jpg

  

カワリハツ20150819-6.jpg

  

アカジコウを探し回りましたが、今日は空振り。
と思いきやまったく期待してない場所で出会えました。
本当に可愛い奴。



アカジコウ20150819-7.jpg

 

今日は自然の中のきのこだけでなくお料理も紹介!



アカヤマドリのソテー20150819-8.jpg

 

 

アンズタケの酢の物20150819-9.jpg

 

収穫の一部を篭に盛ってみるとこんな感じ。


きのこ盛20150819-10.jpg

 

2015-08-12

先週の山歩き



雨が降らなくて、
きのこ達はさぞ難儀をしているだろうと想像して山に入りました。
標高の低い山ではやはり出が悪かったのですが、
標高の高い山は朝露で地面がかなり濡れていて以外にも豊作でした。



巨大なニセアシベニイグチを発見。
直径30㎝弱で見事な大きさ。



先週もお話ししましたが、図鑑では毒きのことされてますが、
おいしくて中毒もしない?きのこなので、
2,3本採って帰り家でバターソテー。



やはりしっかりとした食感とまろやかな旨味が
冷えた白ワインにピッタリでした。



ニセアシベニイグチ120150812-1.jpg

 

ニセアシベニイグチ2
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イグチ系が堅調に出ています。
アカヤマドリ、ススケヤマドリ、オニイグチ、アカジコウなどが採れました。



アカヤマドリ20150812-3.jpg

 

ススケヤマドリ20150812-4.jpg

 

 オニイグチ20150812-5.jpg

 


アカジコウ20150812-6.jpg

 


ベニタケ系ではカワリハツとアイタケ。



アイタケ20150812-7.jpg

  

タマゴタケもぼちぼちと出ていますが、なかなか本数は採れません。



タマゴタケの幼菌20150812-8.jpg

 

タマゴタケ
20150812-9.jpg

 

 

 

 

 

http://www.yama39.com/pop/20150812-9.jpg

2015-08-04

先週の山歩き



夏の定番きのこが出揃って来ました。
イグチ系のきのこの他にベニタケ系、
タマゴタケ、チチタケ、アンズタケなどです。

イグチ系では大好きなきのこアカヤマドリが本格的に出て来そうです。


アカヤマドリ120150805-1.jpg

 

アカヤマドリ220150805-2.jpg

 

アカヤマドリ320150805-3.jpg

 

ヤマドリタケモドキ、コガネヤマドリも出ています。



ヤマドリタケモドキ120150805-4.jpg

 

ヤマドリタケモドキ2
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コガネヤマドリ20150805-6.jpg

 

 

そしてあの幻のきのこ、アカジコウがまた採れました。



アカジコウ120150805-7.jpg

 

 

アカジコウ220150805-8.jpg

 

 

アカジコウ3
20150805-9.jpg

 

 

同じイグチの仲間でニセアシベニイグチというきのこがあります。
アカジコウによく似ているのですが、図鑑では毒となっています。

ところが食べてみると、とてもおいしいきのこで、当たることもありません。
過去に当たった人がいるのかもしれませんが、
ネットで調べでも「おいしかった」という意見が多いのです。
もちろんお店では出しませんが、個人的に食べることもあります。

ニセアシベニイグチに出会う度に悩ましい気持ちになります。



ニセアシベニイグチ20150805-10.jpg

 

夏のベニタケ系で食べられる代表選手はカワリハツとアイタケです。



カワリハツ20150805-11.jpg

 

 

アイタケ20150805-12.jpg

 

洋風の料理に合うタマゴタケはくせがなくおいしいきのこですが、
傷みやすいのが困りものです。



タマゴタケ20150805-13.jpg

 


お盆の頃にたくさん出るチチタケも出てきました。



チチタケ20150805-14.jpg