信州山里だより
2014-11-12
先週の山歩き
2014-11-05
先週の山歩き
紅葉が進み晩秋の風情が色濃くなりました。
里山晩秋の写真
この時期になると木々の落ち葉が進み
林の中は明るくなります。
その分地面には落ち葉が積もり
きのこは見つけにくくなります。
深く積もった落ち葉の中が
大好きな晩秋のきのこがあります。
ムラサキシメジとハイイロシメジです。
どちらも群生するきのこなので
その大軍団に出会うと思わず息を呑みます。
今年は全体に不作の年なので
どちらも出方は控え目です。
ムラサキシメジの写真
ハイイロシメジの写真
ムキタケは出てはいるのですが
寒さが強まるとなかなか大きくなれません。
又、遅めの時期には緑色のものがでてきます。
大きくなれないムキタケの写真
緑色のムキタケの写真
晩秋のヌメリイグチも出ていますが
落ち葉の中に寒そうな姿をさらしています。
ヌメリイグチの写真
2014-10-29
先週の山歩き
雨が降らないときのこは乾き、傘は割れ
星のような形になる時もあります。
このクリタケがそんな感じです。
クリタケの写真
晩秋のジコボウ(ハナイグチ)は
虫があまり付かず、色もきれいで
ほれぼれするときが多々あります。
ジコボウ(ハナイグチ)の写真
同じジコボウでもヌメリイグチは
色の濃い目のものが多く見られます。
ジコボウ(ヌメリイグチ)の写真
ムキタケは好調ですが
ややピーク過ぎというところでしょうか。
ムキタケ1の写真
ムキタケ2の写真
終わりに近づいてきたシモフリシメジは
これからの時期は落ち葉が積もり
葉をそっとどけながら見つけなければならず
あまり楽しいきのこ採りとはなりません。
シモフリシメジの写真
2014-10-22
先週の山歩き
雨も少なく秋は進み
採れるきのこもより限定的となってきました。
相変わらず植物ときのこの
変化の進み具合の違いに違和感を
感じています。
植物の枯れ具合はそれ程でもないのに
きのこはどんどん終わりに近づいています。
きのこさん達、もう少しゆっくり秋を楽しもうぜ!
クリタケは秋の始めから出始めていましたが
今も元気に出ています。
クリタケの写真
チャナメツムタケもいい感じに出ていて
今がピークのような気がします。
チャナメツムタケの写真
シモフリシメジは本来なら
ピークとなる時期ですが
すでにピークを過ぎているような気がします。
シモフリシメジの写真
今回嬉しいサプライスはヌメリスギタケモドキの
群生に当たったことです。
鍋物の具材がたくさん採れました。
ヌメリスギタケの写真
2014-11-21
先週の山歩き
晩秋のこの時期になると
「さあ今日が今シーズン最後のきのこ採り」と思い
山に入るのですが、
翌週になると「まだ採れるのでは?」と欲が出てきます。
そんな葛藤を繰り返し、また早朝の寒さに震えながら
最終回を迎えることとなります。
この時期一番頼りになるきのこはクリタケです。
秋に2ヶ月間以上出るきのこは本当に貴重です。
クリタケ1
クリタケ2
クリタケ3
秋の後半からロングランで出るムキタケも同様に貴重です。
ムキタケ1
ムキタケ2
ムキタケがニガクリタケの群生に混じって出ていました。
一本の木に食べられるきのこと毒きのこが一緒に出ることは
よくあるので気を付けなければなりません。
ムキタケとニガクリタケ
もうほとんど見かけなくなったチャナメツムタケも
枯木から最後の踏ん張りで出ていました。
チャナメツムタケ
そして最後は晩秋を彩るムラサキシメジとハイイロシメジ。
ムラサキシメジ
ハイイロシメジ1
ハイイロシメジ2