信州山里だより

2014-10-15

先週の山歩き

秋が深まってきているものの

山は乾き、採れるきのこの種類が

限られてきています。

 

シモフリシメジが本格的に出てきました。

 

おいしくて人気の高いきのこですが

これが出てくると

きのこのシーズン終了間近となり

さみしさも感じてしまいます。

 

シモフリシメジの写真

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一番安定して出ているのがムキタケです。

湿った枯木にぞくぞく出ています。

 

ムキタケ1の写真

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ムキタケ2の写真

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ムキタケ3の写真

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クリタケも出ていますが

乾燥のためひび割れたようなものが多いです。

 

クリタケの写真

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晩秋のきのこ、チャナメツムタケも出ていますが

出方は悪いです。

 

チャナメツムタケの写真

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乾燥して出汁を取ることができる

アシグロタケが群生していました。

 

アシグロタケの写真

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オオジョウゴタケは

カヤタケを大きくした感じでなかなかの迫力です。

 

オオジョウゴタケの写真

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2014-10-08

先週の山歩き

山は乾き、出始めたような

小さなきのこもドライきのことなっている。

こんな時は湿った場所を狙うしかない。

 

という訳で先週は山の北斜面や

沢筋狙いで山に入りました。

 

案の定、ナラタケやムキタケが

元気に出ていました。

 

ナラタケは比較的乾いた場所に

出るタイプもありますが

どちらのタイプも出ていました。

 

 ナラタケ(湿った場所)の写真 

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ナラタケ(乾いた場所)の写真

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ムキタケの出方を見て異変を感じました。

秋後半の遅めのきのこで草や葉が

大分枯れた頃に出てくるのですが

今年は回りの草や葉が夏のように青々としています。

 

ムキタケ1の写真

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ムキタケ2の写真

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ヌメリスギタケモドキの目が覚めるような

群生に当たりました。

汁物には最高のおいしさです。

 

ヌメリスギタケモドキ1の写真

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ヌメリスギタケモドキ2の写真

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クリタケも乾燥に耐えながら必死に出ていました。

 

クリタケの写真

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2014-10-01

先週の山歩き

きのこ採りをしていると

記憶のよみ返り方に不思議を覚える。

 

何も考えずに山を歩いていても

前にきのこを採った場所に来ると

その時の記憶が鮮明によみがえってくる。

 

次々と記憶がよみがえって来て

その記憶に誘導されながら

山をさ迷い歩くことになる。

 

その鮮明さは仕事や日常生活のものと比べ

はるかにはっきりしていて

ボケの始まった自分にとって

「まだまだ」という自信にもつながる。

 

とにかく無心になって過去の記憶に導かれて

山を歩くことは本当に楽しいのです。

 

さてきのこの方はオオツガタケが出てきました。

その立派な姿形とおいしさで

きのこのマニアに非常に人気の高いきのこです。

 

オオツガタケの写真

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長野で一般的な人気では

最上位のジコボウの今年の出方は

今ひとつわかりません。

 

出ているという人もあれば

出ていないという人もあって、地域によって出方が

まちまちなのかもしれません。

 

ジコボウの写真

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クリフウセンタケは相変わらず好調で

積もった落葉の中からボコボコと

湧き出るように群生しています。

 

クリフウセンタケの写真

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いよいよ秋の中盤のきのこも出てきました。

クリタケ、ナラタケ、アイシメジなどです。

 

クリタケはこれから秋遅くまで出続けます。

 

クリタケ1の写真

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クリタケ2の写真

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ナラタケは夏から出るものもありますが

本番はこれから。

 

汁物にすると本当においしいきのこで

一度群生したナラタケを見つけて

きのこ採りに目覚める人も多いようです。

 

ナラタケの写真

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アイシメジが出てくると

シモフリシメジももうすぐ出るぞという合図のようで

きのこ終盤に向かって気持ちが引き締まります。

 

アイシメジの写真

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2014-09-24

先週の山歩き

 

きのこの出方は毎年変わり

その年に豊作になるきのこの種類も変わります。

今年の豊作は今のところ

クリフウセンタケとヌメリササタケのようです。

 

特にヌメリササタケは今までで一番の出方のような気がします。

ヌメリササタケは鍋や汁物にピッタリのおいしいきのこです。

 

ヌメリササタケの幼菌の写真

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ヌメリササタケの群生の写真

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クリフウセンタケは毎年比較的コンスタントに

出ていますが今年は出ている場所が多く

群生するため、出会いがとても楽しみなきのこです。

 

その上品なおいしさは、どんな料理にも合う万能選手きのこです。

 

クリフウセンタケの幼菌の写真

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クリフウセンタケの群生1の写真

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クリフウセンタケの群生2の写真

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イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)は

気温の低下に伴いだんだん出方が減っていますが

改めて観察してみると

その傘のかすり模様が美しいきのこです。

 

イッポンカンコーの写真

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先週のハイライトはシャカシメジとの遭遇でした。

 

名前の通り大仏様の頭のような格好ですが

三星級のおいしいきのこです。

最近ではなかなか採れない幻のきのことなっています。

 

シャカシメジ1の写真

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シャカシメジ2の写真

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2014-09-17

先週の山歩き

いろいろきのこが取れていますが

先週の変わり種はマツバハリタケ。

 

名前の通り松林に出て松葉に埋れていて

なかなか見つけることができません。

表面上は風采の上がらないおじさん風ですが

裏を見るとりりしい針のような突起が密生しています。

 

味の方も一級品であわびのようにしこしことした旨味があります。

 

マツバハリタケの表面の写真

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マツバハリタケの裏面の写真

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カラカサタケは名前の通りの形をしていますが

復元性があって傘を強く握っても

元通りの形に復活します。

ツバが上下に可動式なのも特徴です。

 

天ぷらにして食べます。

 

カラカサタケの写真

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通好みのキノコ、クロカワも出てきました。

網焼にして大根おろしで食べると

その旨みのあるほろ苦さに

お酒が進んでしまいます。

 

クロカワ1の写真

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クロカワ2の写真

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カキシメジが出てきました。

 

人気のあるチャナメツムタケに

似ている毒キノコで、中毒の多い毒キノコで

3本の指に入ります。

 

カキシメジの写真

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アカンボウ(サクラシメジ)とイッポンカンコーは相変わらず好調です。

 

アカンボウ1の写真

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アカンボウ2の写真

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イッポンカンンコーの写真

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イッポンカンンコー四重奏の写真

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ジコボウは今一つの出で、快調には採れていません

それでもところどころに群生しています。

 

草むらのジコボウの写真

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