春　北信濃の春は雪どけとともに始まります。

春待ち会席　1月～2月

長野市の冬。ドカ雪や厳しい寒さに春への想いは日に日に募ってまいります。春の訪れを待ちこがれ、手に入る限り春のきざしを感じさせてくれる食材を使い、春待ち会席に仕立てました。

摘み草会席　3月～4月

待ちに待った春の到来。褐色の枯野の中に緑の色を求めて原野を歩き回ります。ふきのとう、よもぎ、たんぽぽ、つくし・・・かわいらしい春の息吹が色と香りを重ね合わせて食卓を賑わせてくれます。

夏　山菜の季節到来！　おいしい山菜が勢揃いです。

山菜会席　5月～8月

　いよいよ山菜本番。我こそは山菜の王者なりという『つわもの』どもの登場です。たらの芽・こしあぶら・うど・わらび・もみじがさ・みずな・みやまいらくさ・よぶすまそう・根曲り竹・・・よくぞ山国に生まれけりとしみじみ幸せを感じる季節です。

夏のきのこと鮎会席　7月～8月

夏はあまり知られていないおいしいきのこが採れる季節。
アンズタケやタマゴタケ、ポルチーニ茸の仲間のヤマドリタケモドキなどヨーロッパで人気の高いきのこがたくさん出ます。
又、千曲川や犀川の清流では水苔を食べてすくすく育つ香りの良い鮎達が元気良く、縄張り争いを繰り広げています。

秋　恵みの秋は裏山から始まります。

きのこ会席　9月～11月

　信州の秋。雑木林からの贈り物。雑木林の中にはたくさんのきのこが出ます。さくらしめじ、いっぽんかんこう、ならたけ、たまごたけ、くりたけ、しもふりしめじ・・・。子供の頃遊んだどんぐりの林がきのこの宝庫だったなんてとても素敵ですね。