6月に入ると標高を高めにしていくことにより、
5月に採れる山菜も継続して採れますが
主役は根曲り竹になります。
そして7月から8月は主戦場は夏のきのこに変わります。
この時期はヨーロッパで人気のきのこもいろいろ出て来て
秋のきのこ採りとは一味違う楽しみ方ができます。
イタリアでポルチーニ、フランスではセップと呼ばれる
高級きのこの仲間、ヤマドリタケモドキや、
ヨーロッパで庶民の味として定着している
アンズタケ、又タマゴタケなども採れます。
ヤマドリタケモドキ![]()
アンズタケ![]()
タマゴタケ![]()
タマゴタケ2![]()
タマゴタケは毒キノコの多いテングタケ科では数少ない食菌で
味の方も一級品です。
典型的な毒きのこテングタケ![]()
夏場で一番よく見かけるきのこがベニタケ科のきのこですが、
色も変化に富み又毒のあるもの、食べられるもの様々で
長野の人はあまり手を出さないきのこですが、
私は結構好きでよく採ります。
ベニタケ科の食菌カワリハツ![]()
ベニタケ科の食菌アイタケ![]()
ベニタケ科の食菌チチタケ![]()
ベニタケ科のきのこは乳液の出るものと出ないものに大別されますが
乳液の出る典型的なきのこがチチタケです。
毎年お盆前後から出始め、
栃木県ではこのきのこを使ったうどん、「チタケうどん」
が県民食のように人気があります。
夏の山を彩るきのこの中でベニタケと同じくらいに勢力を誇るのが
先程のヤマドリタケモドキも属するイグチ科のきのこです。
傘の裏が網目になっているのが大きな特徴です。
この仲間は毒菌が少なく食菌が目白押しです。
今年採ったイグチ科の食菌の一部を紹介しましょう。
アカヤマドリ![]()
アカヤマドリの幼菌![]()
アカジコウ![]()
コガネヤマドリ![]()
ススケヤマドリタケ![]()
セイタカイグチ![]()







