山菜も一通り出揃った感があり、
ぼつぼつ第2幕に移る時期が近づいています。
現在は標高1000mくらいまでで採っていますが
これを1500mくらいまで上げるとまた一から山菜採りが始まります。
これからの時期はもう一つ根曲り竹の時期とも重なります。
こうなると体がいくつもあっても足りないくらいの忙しさです。
さて今日の話題は時間を少しさかのぼって、
5月初めの新潟県境の村の話です。
そこはこごみの大産地で、うども結構とれます。
ヤマウド
風光明媚で、きれいな滝もあります。
滝
そして道路沿いの田畑はこごみに覆いつくされています。
コゴミ畑1
コゴミ畑2
耕作放棄地が多く、そこにはこごみが大群生しているのです。
そして家々の様子はこんなです。
家の写真1
家の写真2
家の写真3
今まで山際の耕作放棄地はよく見てきましたが、
開けた農村のイメージがあるところで
こんなに多くの耕作放棄地や廃屋を見たのは初めてです。
豊かな自然に囲まれ、
五月晴れの陽射しが注がれた農村の明るさが
逆に見る人の心を暗くする、そんな悲しい風景でした。