7月の声を聞くといよいよ夏のきのこの季節です。
今年初めての夏のきのことの出会いを想像して
ワクワクしながら山に向かいます。
雨は充分に降っているのでさぞかしと
期待しながら山に入ると……。
あれれれ! きのこの姿がほとんどない!
この時期がんがん出ているベニタケ系やイグチ系が見当たらない。
動揺を押さえながらいろいろ歩いてみると
少しずつきのこが見えてきました。
アンズタケは菌輪を作るくらいに群生するのですが、まだまだしぶい。
所々に、2、3本出ているだけで出始めの感です。
ヨーロッパでも人気のおいしいきのこです。
アンズタケ
チチアワタケも出始めていましたが、残念ながら食べられません。
軽い中毒をするようです。
チチアワタケ
シロヌメリイグチは夏にはあまり見かけませんが、
なぜか勘違いして出ていました。
こちらは食べられます。
シロヌメリイグチ
どうも今年の夏きのこは出が遅いようです。
きのこの気持ちを理解するのは本当に難しいです。
長雨のせいで、山道は至る所地滑りしています。
安全な道を選択して通らないと大変なことになります。
地滑り箇所
高原はこれから夏の山野草がたくさん出てきますが
ポピュラーなウツボグサが群生しています。
ウツボグサ