秋の台風には功罪があります(きのこ採りにとってですが)。
功の方は雨の少ない秋にとってはまさしく恵みの雨となります。
罪の方はフェーン現象によって急激に温度が上がることです。
この急激な気温の上昇によって
きのこの出方がピタッと止まることが多いのです。
今度の2度の台風でも気温が上昇し、今年の豊作傾向に変調をきたしました。
台風前に出ていたきのこの出方が
あるものは止まり、あるものは激減しました。
変調をきたしたのは、ジコボウ(ハナイグチ)、オオツガタケ
クロカワ、イッポンカンコーなど早めに出るきのこです。
オオツガタケ![]()
クロカワ![]()
又、夏のきのこが急に出たりします。
ヤマドリタケモドキもそんな感じでしょうか。
ヤマドリタケモドキ![]()
ジコボウに関しては出る量が減ったのと、
秋遅めに出るタイプに姿が変わってきました。
秋の遅いタイプは色鮮やかで、柄がしっかりと太いのです。
ジコボウ1![]()
ジコボウ2![]()
この時期に出るきのこは例年並みでしょうか。
アイシメジ![]()
コウタケ
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ヌメリスギタケモドキ
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クリタケ![]()
ナラタケも例年並みですが、
ナラタケにはいろいろ種類があり、個体差もかなりあります。
ナラタケ1![]()
ナラタケ2![]()
オニナラタケ![]()
中毒例の多い毒きのこカキシメジも一斉に出てきました。
カキシメジ![]()
終盤のきのこ、ムキタケ、シモフリシメジも出てきました。
ムキタケ![]()
シモフリシメジ![]()







